森林率81%!全国第2位の岐阜県ですが、深い谷や急峻な地形のために、林道や作業をするための道を作れない、路網整備が困難な場所もたくさんあります。
こうしたところで伐った木材を出すためには、ワイヤロープを空中に張り、集材装置を使って、山の中から木材を集める「架線集材」が行われています。
架線集材を行う場合には、「林業架線作業主任者」を選任することが労働安全衛生法で義務づけられており、その林業架線作業主任者になるためには、「林業架線作業主任者免許」を持っていることが条件となります。
そこで森のジョブステーションぎふでは、この免許を取得するための講習として、「林業架線作業主任者講習」を実施しています。
この講習は、厚生労働省労働基準局が定める講習として認定されているため、学科試験・実技講習の後、実務経験2年で免許を取得することができます。
とはいえ架線集材は、集材装置の運転だけでなく、架線、撤収・メンテナンス・ワイヤーロープの知識など幅広い技術を習得する必要があります。
そのため今年の講習は、7月27日から9月29日までの25日間にわたり、講義や学科・実技を交えながら行われました。
今年も事故や怪我なく参加された10名全員、無事に講習を修了することができたこと、とてもうれしく思います。
これからも皆さんの活躍を陰ながら応援しております!皆さん本当にお疲れさまでした!!
令和2年度〚林業架線作業主任者講習〛修了しました。
研修