令和6年7月16日(火)、 岐阜県立郡上高等学校 森林環境科学科2年生・23名を対象に『森のしごとキャンパスプロモーション』を行いました。
このイベントの趣旨は、岐阜県の林業や地域の林業の状況を紹介するとともに、身近な地域で働く森林技術者等の現場の声を伝え、ぎふの森林・林業への関心を高めることで、森林・林業に関する就業および進学後の就業先の選択を促すことです。
(公社)岐阜県森林公社森のジョブステーションぎふ(通称:森ジョブ)が、毎年県内の農林事務所や地域の林業事業体と連携して実施しています。
■今回の共催者:郡上農林事務所、郡上市、森ジョブ
■協力事業体:郡上市内の林業事業体(認定林業事業体)である郡上森林組合、郡上里山株式会社、有限会社古川林業、有限会社大原林産、白鳥林工協業組合
今回は林業を知る・学ぶガイダンス(section1)と林業をボードゲームで仮想体験する(section2)を同日開催しました。
さらに、秋に実施される林業事業体インターンシップに備え、郡上市内の5つの事業体と郡上市(市職員)、岐阜県(県職員、森林文化アカデミー進学)の各ブースを設け、生徒がグループでブースを回り企業説を聞く「郡上林業・キャリアカフェ」を開催したことで、大変充実したキャンパスプロモーションになりました。
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会場は、郡上高校の本館2F会議室です。
いつもキャンパスプロモーションに持参しているおもちゃのチェーンソー親子も、高校生の注目を浴びながら片隅で生徒たちを見守りました♪
まずは、郡上高校 原先生による開講のご挨拶からスタート。
本日のスケジュール説明等のあとは、毎度お馴染み森ジョブの山内担い手対策事務局長による「森のしごとミニセミナー」です。
本日は盛りだくさんのメニューがあるので、いつもの冗談話も控えめなショートセミナーでした。
郡上農林事務所の杉田さんから郡上地域の森林・林業のご紹介がありました。
日頃、林業を学んでいる生徒たちも、郡上地域の森林や特徴の説明を受け身近な地域の林業を学ぶことができました。
待ちに待った飛騨五木株式会社「響 hibi-ki」編集部による林業ボードゲーム“FOREST BALANCE GAME”をスタート!
生徒のみなさまは各チームに分かれて点数を競い合いました。
林業ボードゲームを通じて、自分の森を育成・経営する体験をしながら林業の本質である「環境保全」と「経済活動」のバランスへの気づきを深めることができました。
ワイワイ楽しい時間のあとは、本日の目玉メニューの郡上市の林業会社との交流会「郡上林業・キャリアカフェ」を開催!
インターンシップ事前学習会として、生徒のみささまは地元郡上の林業会社や森林組合、県や市の行政機関の説明や仕事について学びました。
企業の皆さんとも顔見知りとなり会話も弾みました。
秋のインターンシップには、気になる企業を生徒自らが選択し充実したインターンシップとなることを願います。
森ジョブブースでは、山内担い手事務局長が岐阜県職員(森林科学分野)や岐阜県森林文化アカデミーへの進学の質問に熱心に生徒さんの声に耳を傾けていました。
森ジョブの地道な活動が、将来の林業の担い手の確保につながれば幸いです。
関係者のみなさま、本当にありがとうございました。