令和6年6月25日(火)、岐阜県立岐阜農林高等学校 森林科学科の2年生(38名)を対象に『森のしごとキャンパスプロモーション』を開催しました。
このイベントは、ぎふの森林・林業への関心を高め林業就業へつなげる目的で、森林・環境を学ぶ県内5つの高校で毎年開催しています。
今回の主催者は、岐阜農林事務所 林業課と(公社)岐阜県森林公社 森のジョブステーションぎふです。
まずは、岐阜農林高校の岡田学科長による開講の挨拶です。
その後、森ジョブの山内担い手事務局長から、キャンパスプロモーションの趣旨の説明や林業の仕事についてのガイダンスがありました。
岐阜農林事務所の川畑さんからは、地域の森林・林業についてご紹介いただきました。
森のしごとDVD(FORESTRY OF GIFU)の上映を挟んで、岐阜県内の林業事業体である株式会社木の国、岐阜中央森林組合、そして岐阜県立森林文化アカデミーのみなさまのご協力のもと、林業について学んでいただく講座やトークショーを行いました。
林業の現場で働く人たちの生の声を、みな熱心に聞き入っていました。
最後に交流タイムもあり、充実した時間になったかと思います。
飛騨五木株式会社「響 hibi-ki」編集部による、林業を仮想体験する「林業ボードゲーム」では、各チームに分かれて点数を競い合いました。
※「林業ボードゲーム」とは、森林に興味を持つきっかけをつくるための教材。自分の森を育成・経営体験しながら、林業の本質である「環境保全」と「経済活動」のバランスへの気づきを促す。
森のしごと(林業経営者/技術者の話)では、 株式会社木の国の遠藤社長と河合さんが登壇。
遠藤社長からは、林業会社の仕事の内容や林業機械の説明を受け、技術者の河合さんからは、林業の仕事に就いたきっかけや、苦労話と仕事のやりがいを話していただきました。
これを機に、将来『林業』の道を目指してくださる方が1人でも増えれば幸いです。
関係者のみなさま、本当にありがとうございました。