🌲ぎふ林業甲子園2025レポート|高校生が岐阜の森で挑んだ一日

イベント

2025年9月13日(土)、岐阜県美濃市の 岐阜県立森林文化アカデミー にて、県内の農林高校生が集い「ぎふ林業甲子園2025」が開催されました。

このイベントは、高校生が競技形式で 林業の仕事を体験できる貴重な大会です。
森林文化アカデミーを舞台に、学び・競い・交流する一日となりました。

🏆 優勝は加茂農林高等学校!

今年は県内4つの高校が参加し、白熱の競技を展開。結果は以下の通りです。

1位 岐阜県立加茂農林高等学校(森林科学科4人+教員1人)
2位 岐阜県立飛騨高山高等学校(環境科学科3人+教員1人)
3位 岐阜県立恵那農業高等学校(環境科学科2人+教員3人)
4位 岐阜県立岐阜農林高等学校(森林科学科2人+教員1人)

少人数でも知識やチームワークを発揮し、それぞれの高校が全力で挑みました。

🔥 林業のリアルを体験する競技

ぎふ林業甲子園の魅力は、なんといっても 実際の林業現場さながらの体験競技

・🌳 選木(間伐木や将来木を見極める)
・🪓 伐採木判定(樹齢・樹高の予測)
・🍂 樹種判別(葉や木目で樹種を当てる)
・🪵 木材重量予想(感覚で材の重さを当てる)
・👷 安全装備着用・道具判別(現場必須の知識チェック)
・🔪 丸太切り(切った丸太の数を競う競技)

特に「丸太切り」では大きな歓声が飛び交い、蒸し暑さを忘れるほどの盛り上がりでした。

🌟 特別ゲスト「さばいどる かほなん」

開会式には、ぎふ森ジョブアンバサダーでアウトドア・防災タレントとして人気の さばいどる かほなん さんが登場。
林業や自然体験に関心のある高校生や観客にとって、大会をさらに盛り上げる存在となりました。

🤝 大会を支えたスタッフ

運営を支えたのは「森のジョブステーションぎふ」をはじめ、多くの森林関係者の方々。

・森ジョブ事務局
・岐阜県庁森林経営課
・郡上森林組合
・株式会社岐阜緑地
・公益社団法人岐阜県森林公社
・さばいどる かほなん
・森林文化アカデミーの教員・学生
・協力:飛騨五木株式会社
・オブザーバー:株式会社橋本屋、株式会社RINDO、フォレスターズ株式会社

多くの専門家のサポートのもと、高校生たちは安心して各競技に挑戦できました。

🍱 仲間とつながるランチ交流会

午前の競技が終わると「ランチ交流会」が開かれ、他校の生徒や森林技術者、森林文化アカデミーの学生たちと交流。
林業の学びに加えて「仲間づくり」の場となり、将来の進路や夢を語り合う姿も見られました。

✨ ぎふ林業甲子園の意義

この大会は「競技」だけでなく、

・岐阜の林業を体験できる
・将来の進路や職業選択のヒントになる
・高校生同士や専門家と交流できる

という 学びと成長の場 でもあります。

岐阜県は森林率が全国トップクラス。だからこそ、林業を担う人材育成は欠かせません。ぎふ林業甲子園は、そんな未来を切り開く高校生にとって大切な一歩となっています。

🌲まとめ

蒸し暑さの中、全力で挑む高校生たちの姿は本当に輝いていました。
「ぎふ林業甲子園2025」は、岐阜の森と林業の魅力を体験し、次世代につなぐ大切なイベントです。

来年はどんなドラマが生まれるのか。今から楽しみです!

👉 岐阜での林業イベントや就職相談は 森のジョブステーションぎふでチェックできます。

📸ぎふ林業甲子園2025 フォトギャラリー