

令和7年10月14日(火)、岐阜県立岐阜農林高等学校 森林科学科の生徒を対象に、『森のしごとキャンパスプロモーション』を開催しました!
このイベントは、ぎふの森林・林業への関心を高め、将来の林業就業へつなげることを目的に、県内5つの森林・環境系高校で毎年行われている取り組みです。
主催は、岐阜農林事務所と(公社)岐阜県森林公社 森のジョブステーションぎふ(森ジョブ)です。
まずは「岐阜の森を知る」からスタート
冒頭は、岐阜農林事務所 森林普及指導員・吉田さんによる日程説明から始まりました。
続いて、森ジョブ・長谷部課長より、キャンパスプロモーションの趣旨と「林業のしごと」についてのガイダンス。
林業とは何か?森を守りながら資源を生かすとはどういうことか?
生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。

「岐阜の森林を知る」講座で見えた、森と暮らしのつながり
再び吉田さんから、「岐阜地域の森林を知る」をテーマにした講義。
・森林と水(長良川・木曽川・揖斐川の源流としての役割)
・森林の機能(災害防止、水源涵養、二酸化炭素の吸収など)
・森林と地域社会(環境保全と経済活動の両立)
岐阜地域の森林率は59%(県全体では81%!)。
「この豊かな森林を未来につなげる担い手が必要」との言葉が印象的でした。

現場のプロが語る「リアルな林業の仕事」
後半は、県内で活躍する2つの事業体によるトークセッション。
▶ 本巣市森林組合(渡邉さん・國井さん)
「健全で豊かな森林づくり」をテーマに、森林の循環サイクルやデジタル技術を活用した林業の効率化など、地域の森を守る最新の取り組みを紹介してくれました。

▶ 株式会社木の国(遠藤さん・河合さん)
「造林からアウトドアライフまで 森林総合プランナー」という言葉どおり、素材生産からイベント運営まで幅広く手掛ける“新しい林業”を実践。
資格取得やスキルアップ支援も手厚く、若手が活躍しやすい環境が整っていることも紹介されました。
🌳株式会社木の国の求人情報はこちら ➡ https://m-job.net/recruit/kinokuni
生徒たちは、現場で働く人たちのリアルな声に引き込まれていました。


林業ボードゲームで“森の経営”を体験!
最後は、飛騨五木株式会社「響 hibi-ki」編集部による「林業ボードゲーム」体験。
チームに分かれ、自分の森を経営しながら「環境保全」と「経済活動」のバランスを学びました。
笑い声があふれつつも、真剣に戦略を考える姿も。
“森を育てることは、地域を支えること”という学びを体感できたようです。








未来の林業を担う高校生へメッセージ
今回のキャンパスプロモーションでは、「林業=きつい仕事」ではなく、「地域を守り、自然と共に生きる仕事」としての魅力が伝わったはずです。
自然が好きな人、体を動かすことが得意な人、チームで働きたい人——
林業は、そんな人にぴったりの仕事です。
関連リンク・もっと知りたい方はこちら!
・✏過去のキャンパスプロモーションの記事はこちら➡ キャンパスプロモーション
・📹林業の仕事ってどんな?➡ 動画:https://m-job.net/movie/ ブログ:https://m-job.net/story/
・🌲 ぎふ林業への就業相談はこちら➡ 林業就業オンライン相談会のご案内
・🏞️ 岐阜の森林を支える!求人ページ
まとめ:森のしごとキャンパスは「未来の林業人」を育てる場
岐阜の高校生たちが、森と人のつながりを感じ、林業の可能性に触れた1日。
この中から、将来“森のプロフェッショナル”として活躍する人がきっと生まれることでしょう。
森ジョブでは、今後も県内各地で「森のしごとキャンパスプロモーション」を開催していきます。
岐阜の森を未来へつなぐ仲間を、私たちは全力で応援しています。
森のジョブステーションぎふ(森ジョブ)
岐阜県で林業に就職・転職したい方のための無料相談窓口。
就業相談、求人紹介、体験ツアー、資格取得支援など、あなたの「森のしごと」デビューをサポートします。
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